『御陵印帳』を知っていますか?
歴代天皇のお墓を参拝し、記念印をいただく集印帳のことです。お寺を参拝する時いただく『御朱印帳』の陵墓版ともいえます。
私はある時、偶然本屋さんで『御陵印帳』を見つけました。
表紙の古墳柄がオシャレですぐに購入。街歩き散歩を楽しむツールのひとつとして、愛用しています。
御陵印とは
御陵印とは、歴代天皇のお墓を参拝し、記念にいただく印のことです。
御陵印はいくつある?
初代から昭和天皇までの93印、初代より前の日本神話世界の三神が3印、合計96印です。
1つの御陵に複数の天皇が葬られている場合は、御陵印は一つです。
2度天皇の位についた方は同一人物なので、御陵印は一つです。
御陵印はどこでもらえる?
かつては各御陵にありました。現在は大阪府、京都府、奈良県、東京都にある5か所の陵墓管区事務所に保管されています。
参拝した御陵と管理している事務所が離れている場合が多いです。私は、ある程度参拝した御陵をためて、御陵印をまとめてもらいに行っています。
御陵印をいただく散歩をオススメする理由
御陵印を獲得していく楽しさで飽きない
ポイントを集めるような楽しさがあります。
などなど。
テーマを決めて訪れるのも楽しく御陵を参拝できます。
陵墓は意外と大きく、散歩の歩数が増える
古墳時代の天皇陵などはとても大きく、少し周辺を歩いただけでも歩数が増えます。
健康のためにも歩いていますので、歩数は多い方がうれしいですよね。
また、地図上で陵墓の位置はわかっても、参拝する入り口が見つけられないという『陵墓あるある』にも遭遇します。これも歩数が増えます。
先日参拝した『第52代嵯峨天皇陵』は、嵯峨山上陵という名前から山の途中にあると想像していました。
実際訪ねると、約530の石段を上がった先にありました(数えました)。ヒーヒー言いながら登りましたがよい運動になりました。ハードな御陵もけっこうあり、行った時のお楽しみとなります。
御陵を訪ねるときのアドバイスとまとめ
歴史を調べながら集めると散歩が盛り上がる
ただ御陵を回るだけなら、同じようなお墓ばかりで飽きてしまいます。
でも、訪ねる天皇の歴史を少し調べて散歩に行けば、知り合いのお墓のようで、到着するのが楽しみなります。
これだけ調べると、幼い頃は苦労されたけれど、持って生まれた頭の良さで機転をきかせ、時代も味方し即位された方だったとわかり、御陵を訪ねるのが楽しみになった記憶があります。
歴史嫌いなダンナさんも、これくらいの短い説明で十分興味を持ってくれるようになりました。歩くときの夫婦の会話も増えます。
※光仁天皇の御陵は奈良市内ですが、のどかな田園の中にあります。自然いっぱいで往来する車も少なく、週末散歩には大変オススメの場所です。
小学館から発売の御陵印帳がオススメ
私の御陵印帳は小学館から発売されたものです。
蛇腹タイプの集印帳で見やすく押しやすくです。台紙も厚めで2枚重ねのため、印の裏写りがありません。御陵印について付属の冊子もあり、行った御陵をチェックできる御陵印リスト付きで便利です。
使いやすくて、表も可愛いのでオススメします。
まとめ
歴代天皇陵には御陵印(記念印)がある
96種の御陵印集めはポイントを獲得するような楽しさで散歩が盛り上がる
御陵は大きいものが多い、散歩歩数が増える
御陵を訪れる前に歴史を調べよう!楽しさが倍増する
小学館発売の御陵印帳が使いやすくてオススメ
最終的には九州まで行かなければ全部集めることができません。
『その時は泊まりだな、近くの街も散策しよう、』など想像で楽しんでいます。いつか達成したいです。
コメント