世界文化遺産に登録されている『古市古墳群』を散歩しました。
我が家の本格的な散歩シーズンが、やっと始まります。
ヤマトタケルのお墓がある街を散歩
神話などに登場する『ヤマトタケル(日本武尊)』。名前は聞いたことがあるけれど、実在していたとされる人物とは知りませんでした。さらにお墓(古墳)まであったとは。
興味が湧きまして、ヤマトタケルの古墳『白鳥陵古墳』がある『世界文化遺産 古市古墳群』をお散歩してきました。
ヤマトタケル(日本武尊)について
出雲神話に出てくる『ヤマタノオロチを退治した勇猛な人物』はヤマトタケルではないそうです。私は同一人物だと勘違いしていました。恥ずかしいです。(ヤマタノオロチを退治したのはスサノオノミコト)
- 父親は、第12代景行天皇
- お兄さんがいる
- 勇猛すぎて、父親にうとまれていた
- お墓は、宮内庁により3ヵ所に指定。奈良県、三重県、大阪府
お墓が3つあるのは、
ヤマトタケルは三重県で息絶えます。そして姿を白鳥に変えて大和をめざします。奈良の大和琴弾原で休息したのち飛びたって、河内古市(大阪府羽曳野市)に降りたあと天に昇りました。この伝承から3つの場所にお墓があるのだそうです。
『白鳥に姿を変えて飛び立って・・・』って、ほんとうに実在したのかな?と謎が生まれるところがミステリアスで、確かめたくなりますね。
近鉄古市駅から散歩スタート
近鉄古市駅から散歩はスタート。世界文化遺産に続く駅です。ひっそりとした印象でした。駅前にきれいな古市観光案内所があります。
駅の隣に『白鳥神社』という神社があります。やはりヤマトタケルを祀っていました。
石畳で美しく舗装された道に沿って歩いていると
青空に映えてクールな『誉田八幡宮』がありました。
神社の案内図を見てみると
なんと、神社の隣は『応神天皇陵』がありました。
その昔、欽明天皇が応神天皇陵前に神廟を設置したことが始まりで、最古の八幡宮です。だから隣にあったのか~。
さらに驚いたのは、昔は境内にある『放生橋』を渡り、応神天皇陵の墳丘に参拝していたとか。
今ならば、宮内庁指定の天皇陵には立ち入れない、昔がうらやましいです。
古墳群を散策する前にも、見どころある場所がたくさんです。すばらしい街。
このあと、野中宮山古墳 → 墓山古墳 → 仁賢天皇陵 → 峯塚公園 などを見て歩いて、ヤマトタケル白鳥陵(軽里大塚古墳)に到着しました。
墳長200メートルと立派な古墳でした。
古墳の周りも歩いて見られるように整備されていました。
古墳を囲む柵には白鳥のモチーフがありました、オシャレです。
けれど、いちばん印象的だったのは
この道しるべ。
2人の天皇より、皇子である日本武尊(ヤマトタケル)の字のなんと大きなこと。天皇より下に書いてはあるけれど、それにしても大きい、まるで主役と感じました。
色々な逸話の残るヤマトタケルを求めて訪れる人が多いのでしょうね、私達もその一人。
お昼はインド料理PUJAでカレーランチを食べる
散歩途中に見つけたインド料理PUJA狭山店でカレーを食べました。
たっぷりのサラダ、もっちもちのナン、カレーも美味しかったです。歩き疲れてペコペコのお腹に十分な量がありました。もちろんナンはお替り自由です。ナンの種類もたくさんあり、それも魅力のお店でした。
しっかり歩いて、たっぷり食べて、大満足の週末、駅から散歩でした。
今回歩いたコース / 歩数 / 距離
白鳥神社 → 誉田八幡宮 → 野中宮山古墳 → 墓山古墳 → 仁賢天皇陵 → 峯塚公園 → ヤマトタケル白鳥陵(軽里大塚古墳) → 安閑天皇陵 → 春日山日皇女陵(安閑天皇皇后陵)
古墳ばっかり。さすが古墳の世界文化遺産地域。
21,040歩/ 14.3km
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