夏の間は暑くて散歩を避けていた『平城宮跡』。
ずいぶんと涼しくなってきたので、様子を見に行ってきました。
2022秋の平城宮跡
5月に訪れたきりで、4ヶ月ぶりの久しぶりの平城宮跡。
秋の始まりとはいえ、この週末の日中の気温は30度。
暑かったですが、広い宮跡をそよぐ風は、やはり秋を感じさせる風でした。
ところどころで彼岸花が咲いていました。彼岸花を見ると『鬼滅の刃』を思い出し、青い彼岸花はないかと探してしまいます。
写真奥に、『東院庭園』前の門が見えています。奈良時代、東院では宴や儀式が催され、現在の迎賓館の役割を果たしていました。
歩いていると、右手に『第一次大極殿』が見えてきました。
平城宮跡の主役といってもよい『第一次大極殿』。
この秋も変わらず立派にありました。これを見たくて、散歩に来ました。
何度見ても、大きさと美しさに圧倒されます。
平城宮跡最大の宮殿『第一次大極殿』は奈良時代、天皇の即位式や外国使節団との面会など、国の重要儀式を行う場所でした。
国の威信を高める立派な建物です。外国からの使節団もきっと驚いたはず。
『第一次大極殿』は、近鉄電車からも見えますが、電車を降りて、平城宮跡まで足を延ばし、近くで見た方が素晴らしさを実感できます。(電車から一番近く見えるのは朱雀門です)
散歩がオススメです。
現在、大極殿の南側正門を復元工事中です
2017年から始まった第一次大極殿の南側正門である『大極門』の復元工事が、今年の3月完成しています。
現代の匠たちの伝統技能を結集した結果、この門を作るのに5年もかかっているのです。ぜひ、門を見てあげなくては。
門は完成していますが、門の東と西側に東西楼を復元中でした。
現在、東楼をこのように復元中です。
このあと、西楼、回廊も復元されます。完成はいつになるのでしょう。
私が足腰元気なうちに、復元完了したらいいなあ。
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